パナキサトリオールの効果

田七人参が血糖値を安定化させる理由といえば多機能なサポニンの働きとされてきましたが、最近では新しい成分が発見され、サポニンの働きだけではなく、新発見成分パナキサトリオールの働きも関わっているということがわかりました。

 

特に血糖値の調整機能に関してはサポニンよりもパナキサトリオールのほうが強い効果を持っており、研究が進めば生薬のみで糖尿病の改善が可能になるのではないかと多くの人に期待されています。

 

サポニンは摂取した糖質が吸収されるのを阻害することで血糖値の上昇を妨げています。したがってインスリン分泌異常やインスリン抵抗性が高度になってしまい、少量の糖質でも血糖値が上がりそのまま一切下がらないような人にはあまり有効ではありませんでした。

 

一方でパナキサトリオールは血液の中に取り込まれた血糖の状態から、糖質を筋肉の中へ誘導し筋肉で糖を燃やさせるのです。これはまさにインスリンのような働きと言え、上がってしまった血糖値を下げる働きであるため、空腹時も血糖値が高値を維持し続けてしまう重度糖尿病患者にも一定の効果が期待できると考えられています。またインスリンの分泌量を減らすことができるため、予防のために摂取しておけば膵臓の負担を減らすこともできます。

 

パナキサトリオールの効果は非常に優れていますが、サポニンの糖質吸収抑制とはまた別のアプローチによる血糖調節ですので、この二つの働きが同時になされることにより田七人参の優れた血糖値調節効果がもたらされているのです。