田七人参と高麗人参の違い

田七人参は薬用植物の中でもトップクラスの効果を有していますが、日本ではあまり知名度がなく、むしろ高麗人参(朝鮮人参)のほうがその名を知っている人が多いのではないかと思います。

 

高麗人参も確かに健康効果の高い薬用植物であることは確かですが、どちらが健康効果の面で優れているかといえば、圧倒的に田七人参の方が上と言えます。中国での流通価格なども田七人参のほうがずっと上です。

 

田七人参も高麗人参も同じトチバニンジン属の薬用植物で、野菜のニンジン属とは異なる種類です。どちらも同じ種類なだけあり、例えば代表的な健康成分はどちらもサポニンであったり、植物の中ではかなり豊富なミネラルを含有していたりと共通点が多くあります。

 

しかし、その量にはかなりの違いがあり、例えばサポニンの含有量は田七人参が高麗人参の3倍から7倍ほども上回ります。田七人参や高麗人参はサポニンによる健康効果を期待して飲む方が多いですから、その量がこれだけ違うのであれば田七人参を選ぶべきと言えますよね。

 

また同じ種類の植物でも効果に違いもあり、高麗人参は田七人参と違い神経を高ぶらせる効果があります。これは虚弱体質の改善などには有効に働くのですが、大きな問題点として血圧を上げてしまうという副作用があります。そのため元々高血圧の人には高麗人参の摂取に関して慎重にならなければなりません。一方で田七人参はむしろ血圧を低下させますので、高血圧の方にこそ飲んでもらいたい薬用植物となっています。